作品概要・あらすじ|女子高生と年下美男子の淡い初恋物語

「微糖ロリポップ」は池谷理香子先生による少女漫画で、2006年から2014年まで『Cookie』(集英社)で連載されました。
単行本は全7巻発売されていて、完結済の作品です。
池谷先生は繊細な人間描写が特徴で、多くの読者にリアルな感情と複雑を伝える作風で支持されています。
2025年現在、池谷先生は「テトテトテ」を連載中。
こちらは偶然、同じ横断歩道で同時にトラックにはねられた3人が、とある「ゲーム」に翻弄されるというファンタジー色の強い作品です。
ネタバレありのあらすじは↓こちら!
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3巻あらすじ|10話では千鶴さんが登場!

第3巻10話は、小野の祖母「千鶴さん」の登場や、円・知世・小野の関係性がゆっくりと動き出す、とても濃い回です。
円は知世を見つけたあとに派手に転び、知世が傷の手当てにハンカチを濡らしに行った最中、麻木父に鉢合わせしそうになります。
そのときタイミングを見計らって出てきた小野にとっさに助けを借り、道案内をしてもらうため一旦小野の実家へ避難します。
そのとき、同居している小野の祖母・千鶴さんにうっかり怪我をさせてしまい、謝罪とお手伝いのため放課後に知世といっしょに小野宅へ向かいます。
話を聞くと、千鶴さんは知世の大ファンでした。知世との久しぶりの再会に乙女モード全開で大喜びする千鶴さん。
千鶴さんへの謝罪が無事に終わり円はほっとしたのもつかの間、昨夜知世と別れた後に小野の部屋に二人きりでいたことを怒られます。
小野からも「知世のこと男として好きなの?弟を大切にする姉に見える」と言われて、ちゃんと知世が好きだと示したい気持ちがあった円は初めてのエッチを提案します。
円の突然の提案に驚く知世ですが、「ホントに今日するよ」と答え、二人で離れへ。
緊張する二人が、いざ触れ合おうとしたところで円の電話が鳴ります。
失踪したままの円の父についてなにか進展があったのかもしれないと期待しつつ電話に出てみると、千鶴さんからの電話でした。
夜食が食べたいが、怪我で支度ができないので困っているから来てほしいと言われてしまいます。
結局、知世もこの中断で「ちょっとホッとしてる」「やっぱ俺らはゆっくりでいいんじゃない」と微笑み、気持ちの繋がりを再確認。
一方円はこの日から、なにかにつけて千鶴さんに呼び出され、小野の家に通うことになってしまいます。
11話では、引き続き千鶴さんに呼び出される日々を過ごす円。
円と一緒に千鶴さん宅を訪れる知世は、千鶴さんに迫られても平然と接しています。ふつうの中学生ならビビリそうなのにと、改めて知世の大物感に感心する円。
そんなこんなで一緒に過ごす時間が減りつつある二人は、離れにいるときには頻繁にキスをするようになっていきます。
少し前までは彼氏もおらず、誰かとキスするなんて現実味がなかった円ですが、今や知世と当たり前のようにベロチューをしていることを学校でも悶々と繰り返し考えてしまいます。
そんなある日、友人のマリが「小野は子持ちだ」という話題を出し、円は半信半疑でした。が、この会話を聞いていた小野は「内緒にしてね」と一言。
小野が自分をからかっているのではと思った円ですが、知世にこのことを話します。すると知世は小野に直接「子どもがいるんだってな」と言ってしまいます。
そして普通に会話を続け、「自分の子は可愛い」と笑う小野。
小野が家族を持ちながら麻木母(知世の母)への想いを抱いていた事実に、円は驚きと違和感を感じます。
この「秘密」をきっかけに、円も自分の恋や気持ちに戸惑い始める展開となっていきます。
ある日離れでいつものようにくっついていた二人ですが、知世が円の胸を触り、「下着をつけてなくてびっくりした」「俺・・・円が好きだから」と発言しますが、円は「ありがとう」と返して知世も複雑な表情に。
「フツーあたしもとかって言わない?」と顔を覗き込むと、円は泣いています。
驚いた知世に、「体育のときに足をぶつけて・・・」と返す円。
ですが心のなかでは、高校生になった知世が同い年くらいのかわいい女の子と手を繋いで歩いている姿を想像して泣いている円。
自分のことをすっかり忘れて、将来は別の子と付き合っている知世が目に浮かび、悲しくなっています。

11話ラストの円の涙は、家族がいながらも麻木母へ想いを寄せる小野の姿に知世の未来を重ねているように見えます。設定がぶっとんでるのに感情描写がリアルすぎる・・・!
3巻ネタバレ12話|知世のピアノ発表会と円父の目撃情報!
12話は、円が父親との再会を強く望んで、「パパを探す」と宣言するところからスタートします。
小野に家族がいると知ったこと、パパが失踪したまま見つからないこと、知世との将来のこと、様々な出来事が重なり情緒不安定になりつつも明るく振る舞う円。
知世もそんな円のために父親探しをサポートします。
ある日の夕食時、知世は母親からピアノの発表会について期待の言葉をかけられます。母親の言葉が鬱陶しく感じる知世は発表会には出ないと宣言。
以降、円に朝食を届けに来る麻木母はいつもの能面スマイルもなく淋しげな様子です。
その後、千鶴がピアノ教室から知世の発表会のことを聞きつけ、楽しみにしてると声を掛けると「いや俺出ないし」と、円の父親探しを優先したいと話します。
それを聞いた円は「麻木母の暗い様子はこのせいか」と落ち込みます。
なぜ円まで落ち込むのかと呆れる知世ですが、「いつか円と付き合っていることを知った麻木母が円のことを悪者にする」という小野の説得の末、知世は嫌々ピアノの発表会に出ることに決めます。
発表会当日、変装して会場に乗り込んだ円は知世の演奏を聞いて感動します。
一方、麻木母は知世の演奏が完璧でなかったことを「今までで一番酷い出来で恥ずかしい」と投げかけます。
この会話を電話越しに聞いて悔しい思いをする円でしたが、携帯電話に「父親の目撃情報があった」と連絡が。
必死の形相で会場を飛び出す円と、その後姿を眺める小野、千鶴さん、麻木母の姿が描かれて終わります。
3巻ネタバレ13話|円父と浮気相手りりたんを発見
13話では、円は父の目撃情報をもとに、小野(千鶴さんの指示で円についてきた)とともに父親を探します。
目撃現場を何度も巡り、駅前や大通りも探しましたが見つかりません。
諦めて小野と駅前にいたとき、知世から電話がきていることに気づきます。
何度も円に電話をしたが繋がらず、ずっとスーパーを探してくれていた知世。
小野といっしょにいる状況を説明していた折、ついに父親が赤信号で停車している車の中にいるのを発見します。
円は気持ちが抑えられず、信号待ちの車に近寄ると父親は泣きながら円との再会を喜んでくれます。
その瞬間、円にも安堵の気持ちが芽生えますが、信号が青になると父親と同乗していたりりたんはあっさり車で走り去ってしまいます…。
車を追いかけようとした円を小野が羽交い締めして必死で止め、遅れて現れた知世がその様子を目撃。
後ろから小野に押さえられている状況に円が赤面している瞬間や、その感情の揺らぎに知世は気づいてしまいます。
その後、父親と消えたりりたんが突然円のもとを訪れ、「1億円が入った通帳を返しにきた」と切り出すシーンが描かれます。
3巻ネタバレ14話|りりたんと自分の感情を重ねる円、小野との距離感
14話では、りりたんと自分の感情を重ねる円、小野との距離感や父親の帰還が描かれます。
りりたんはお金目当てじゃなくて、本気で父親を好きになったと語り、円の心に複雑な思いを残していきます。
りりたんは純粋に父親のことを好きになったと言い切り、お金目当てではない本心があります。
円はりりたんの話を受けて、自分自身の「誰かを好きになる」気持ちに疑問や不安を感じ始めます。
そして、銭湯帰りの公園で小野と出会って会話をしているうちに、円の脳内では小野に近づいたときにドキドキする自分がいることに気づきます。
りりたんが語った「心臓とおなかがギューってなって吸い寄せられる」と感じる相手は、小野なのではないかと読み取れる描写が描かれていきます。
一方で知世は、本気で円を想っているからこそ、この円の変化に気づいてしまいます。
円が自分と話していてもどこか上の空だったり、話をそらしたりしていることにどんどん不安になっていき、春休みに円と一晩中一緒にいる計画をたてます。
そして――円の父親は最終的に母親の元に戻ったことを、母親から円へ伝えられます。
円はどこかでりりたんの言葉が気になり続け…本当に人が好きになるってどういうことなのか、恋に悩む状態に。
「でも好き 他の男じゃダメなの」という言葉を反芻し、涙を流す円が描かれて3巻は終わります。
今後の展開にますます目が離せない終わりとなっています。

14話では特に、小野と円の距離感が変わっていきそうな雰囲気を見せ始めています。知世との気持ちのすれ違いも気になるところで4巻に続きます。
試し読みにおすすめなサイト|気になる結末は最終巻7巻に収録
「微糖ロリポップ」は、電子書籍で購入が可能です。
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まとめ|「微糖ロリポップ」は心の繋がりを描き切る、切ない恋愛漫画
「微糖ロリポップ」は、人間関係が変化していく過程と心理描写が絶妙なお話です。
また、知世と母・留美子の親子関係の問題を扱いつつも、留美子にも高校生の愛人が存在するなど複雑な設定ですが、難しい要素はなくスラスラ読み進めることができる構成になっています。
池谷理香子先生の独特な作風が光る、純愛以上に人間ドラマを味わいたい読者におすすめの一作です。
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第3巻もいいところで終わります。知世派からすると、11話でいちゃいちゃしながらも円が知世の将来を想像して泣いてしまう…というシーンが大好きです。