「ふつうな僕らの」はどこで読める?あらすじを解説!

ふつうな僕らの 表紙 少女漫画/恋愛(学園)

「ふつうな僕らの」どんな漫画?作者は?

「ふつうな僕らの」(作者:湯木のじん)は、「特別」じゃない少年少女の、ありふれた恋愛を描いた少女漫画です。

繊細でリアルなキャラクター描写と心温まるストーリー展開により、感情移入しながら楽しめる点が本作の大きな魅力となっています。

全7巻でしっかりと物語が完結しており、読み応えもたっぷり。

「心に響く優しいラブストーリー」として高い評価を受けています。

作者の湯木のじん先生は、リアルな心情表現と丁寧な人物描写で知られる漫画家で、『山田家の女』や『これは愛じゃないので、よろしく』など、等身大の恋愛や人間ドラマを描く作品が多くの読者に支持されています。

本作『ふつうな僕らの』は、そうした湯木先生の魅力が存分に発揮された作品で、多くの少女漫画ファンにおすすめできる一作です。

ふつうな僕らの 1

ふつうな僕らの 1

ふつうな僕らの(1巻)試し読み

感想|「ふつう」な2人の等身大ラブストーリー

『ふつうな僕らの』は、重い心臓病を乗り越えた椿(つばき)と、耳が聞こえない高校生・一颯(いぶき)が主人公です。

2人とも「ふつう」ではない事情を抱えていますが、だからこそ分かり合える――そんな温かい恋愛模様が描かれています。

読者からは「登場人物それぞれの心情に寄り添う作品」「障害や病気を克服して愛を貫く重い話ではなく、すれ違いながらもお互いを思い合う“普通”の恋愛が素敵」といった声が多数。

椿のまっすぐで明るい性格、一颯の優しさと不器用さ、そして2人を支える桜介(おうすけ)の友情も見どころです。

優しい絵柄と絶妙な間を描いた本作は、完結までノンストップで読みたくなる幸せな恋愛漫画です。

ネタバレありあらすじ|すれ違い、葛藤、そして結末へ

週末漫画ホリデイ

椿は小学4年生から中学まで重い心臓病で入院生活を送り、ドナー移植でようやく「普通の高校生活」をスタート。

駅で聴覚障害を持つ一颯の定期を拾ったことがきっかけで2人は出会います。

椿は一颯に惹かれ、告白するも最初は振られてしまいますが、めげずにアプローチ

接点を持つために写真部に入部し、手話も覚えます。

やがて一颯も椿の明るさに心を開き、「付き合えないけど側にいてほしい」と恋人未満の関係に

そんな中、椿が入院中に知り合った友人の妹・詩織が現れ、椿は自分だけ助かった罪悪感から一颯との約束を断ってしまいます。

詩織とのやりとりで椿は涙を流し、一颯は「僕は君に会いたかった」と手話で想いを伝える感動のシーンも。

最終的に2人は遠距離恋愛を乗り越え、結婚するところまで描かれます。

また桜介も東京の大学へ進学し、友情も続きます。

ラストは「椿と一颯がハッピーエンドで完結して良かった!」という読者の声が多く、爽やかな読後感が印象的です。

漫画の結末|最終回はハッピーエンドで大満足!

クライマックス直前のすれ違いと葛藤

最終巻では、一颯の誕生日に椿が一颯の家にお泊りするイベントから物語が動き出します。2人は楽しく過ごすものの、桜介のことを巡って言い合いになり、一颯が勢いで椿にキス。椿は「まだ嫌だ」という自分の気持ちに気づき、その場を離れます。その後も2人の間にはぎこちない空気が流れ、合宿でも素直に向き合えない日々が続きます。

互いの想いを再確認し、前進する2人

一颯は椿に「この間はごめん」と謝罪し、「前よりずっと椿のことが好きだ」と気持ちを伝えます。
椿も同じく一颯への想いを再確認。翌日、一緒に写真を撮りに行った帰り、一颯が自転車にぶつかり怪我をしてしまい、椿は彼が東京の大学見学に行っていたことを知ります。
寂しさを感じつつも、椿は一颯の夢を応援することを決意します。

桜介との友情の変化と、それぞれの成長

桜介は椿への気持ちを断ち切れず、モヤモヤした日々を過ごしますが、椿が助けてくれたことで「きっとどうやったって好きになるんだ」と自覚します。
椿も「変わるのは悪いことじゃない」と前向きな気持ちを伝え、2人の友情は新たな形で続いていくことになります。

クリスマスイブの約束と涙の別れ

クリスマスイブ、椿と一颯は水族館デートを楽しみます。
一颯は「これからも椿と過ごしたい」「いつも前向きで明るい椿が好きだ」と想いを伝え、椿も進学は地元に残ることを告白。
お互いに寂しさを抱えながらも、残り少ない時間を大切に過ごします。

6年後――遠距離恋愛を乗り越えてハッピーエンド

物語は6年後に飛びます。椿は地元の大学を卒業し、東京で仕事を始めるため上京。
一颯とついに結婚することが決まります。妹の梓も新たな出会いに心をときめかせ、桜介とも良い雰囲気に。
登場人物たちがそれぞれの“ふつう”の幸せを見つけ、未来へと歩み出す姿で物語は幕を閉じます。


結婚まで描いてくれるハッピーエンドは本当に嬉しいですよね。

番外編も含めてたっぷり楽しめる幸福な読後感でした!!

作者・湯木のじん先生の他作品紹介

湯木のじん先生は新潟県出身の漫画家。

デビュー作は『ちょいっとな』。代表作には『藤代さん系。』『青山月子です!』『これは愛じゃないので、よろしく』『山田家の女』などがあります。

どの作品も、等身大のキャラクター描写やリアルな心情表現が魅力です。

2025年6月現在は次回作の準備中のようです。新作の発表が楽しみです!

「ふつうな僕らの」はどこで読める?配信サイトも解説

「ふつうな僕らの」は、電子書籍と紙媒体の両方で購入が可能です。

そして1巻無料お得に読めるキャンペーンを実施しているサイトを調べてみました。

各サイトでのキャンペーンは不定期に開催されるため、公式サイトをこまめにチェックすると良いでしょう。

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ふつうな僕らの 1

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「ふつうな僕らの」は、少年少女の等身大の恋愛と成長を描いた、心温まる少女漫画です。

障害や病気を抱えながらもごく普通の恋愛、人生を前向きに生きるキャラクターたちの姿に、きっと勇気をもらえるはず。

湯木のじん先生の他作品もあわせて、ぜひ読んでみてください!

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