「クジャクのダンス、誰が見た?」|漫画の枠を超えた本格ミステリー作品!

クジャクのダンス、誰が見た? 表紙 人生ドラマ

作品概要と作者紹介|「クジャクのダンス、誰が見た?」浅見理都先生について

「クジャクのダンス、誰が見た?」は、浅見理都先生が『Kiss』(講談社)で2022年9月号から2025年4月号まで連載した全7巻完結の少女漫画です。

浅見理都先生は埼玉県出身の漫画家。

2013年に「第三日曜日」で第33回MANGA OPEN東村アキコ賞を受賞し、代表作「イチケイのカラス」はドラマ・映画化もされた実力派

本作は「このマンガがすごい!2024」オンナ編第4位にランクインし、2025年にはTBS金曜ドラマ枠で実写化

主演は広瀬すずさん松山ケンイチさんなど豪華キャストが集結しました。

単行本はAmazonや各電子書籍サービスで購入可能です。

物語は、雪がちらつくクリスマスイブの夜、元警察官の父・山下春生が殺害される事件から始まります

すぐに犯人が逮捕され、事件は幕を閉じたと思ったのも束の間・・・

心麦は父の春生からの遺言で渡された手紙を読んで唖然とします。

遺言には「以下の人物が逮捕されたら冤罪です」と書かれており、手紙と共に真犯人を捜査するための300万円が託されていました。

迷う心麦ですが、真犯人を突き止めるため父の指定した弁護士事務所へ。

弁護士・松風義輝と共に事件の真相を追い始めます。

ネタバレありの詳しいあらすじは↓こちら!

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※1巻ネタバレ※「クジャクのダンス、誰が見た?」あらすじ

雪がちらつくクリスマスイブの夜、屋台で父親と一緒にラーメンを食べた主人公・心麦。

父と別れて映画を見に行った帰り、迎えの車が来ないことを訝しみながら帰宅すると心麦の家が燃えていました・・・。

火事は放火事件で、心麦の父・春生は死亡が確認されました。

物語はこの元警察官の父・山下春生が殺害される事件から始まります

事件の容疑者は、22年前の「東賀山一家惨殺事件」で死刑囚となった遠藤力郎の息子・友哉。

春生は過去にこの事件を担当し、友哉の父を逮捕していました。

事件は解決と思われましたが、父と最後に過ごしたラーメン店屋台の店主から渡された父の遺言となる手紙には「友哉は冤罪」である旨のメッセージが・・・。

そして手紙と一緒に保管されていた300万円を使って松風という弁護士を訪ねるよう記されていました

心麦と松風は過去と現在、二つの事件の真実に迫っていきます。

物語が進むにつれ、心麦の出生の秘密や、春生の沈黙の理由、事件の背後にある複雑な人間関係が明らかになっていきます。

心麦が辿り着く事件の真相、真犯人、そしてーー

結末が気になるミステリー漫画「クジャクのダンス、誰が見た?」は全7巻で完結済みです!

※最終巻結末ネタバレ※|「クジャクのダンス、誰が見た?」最終巻の真相

週末漫画ホリデイ

最終巻で、心麦は自分が春生の実の娘ではないことを突き止めます


では、心麦は一体誰の子なのか・・・?

東賀山事件の真相

物語の発端となった「東賀山一家惨殺事件」の真相が明らかになります。

この事件は遠藤による殺害事件ではなく、林川家の嫁・里子による一家心中でした。

里子は夫・安成の不倫に絶望し、子どもと義両親を殺害

その後、不倫相手と帰宅した安成ともみ合いになり、里子自身も命を落とします

安成は世間体を守るため、自らも自殺し、他殺に見せかける工作を不倫相手に頼みます。

この“不倫相手”は、長年心麦を実の娘のように接してくれていた赤沢京子であり、彼女が事件の隠蔽やその後の混乱の中心人物でした。

彼女が真相を認めたことで、事件の冤罪で逮捕されていた遠藤親子は無実が証明され、釈放されます。

父・春生殺害の真犯人と動機

主人公・心麦の父である山下春生が殺害された事件の真犯人も、赤沢京子でした。

春生は東賀山事件の真相にたどり着き、冤罪の証拠を掴みますが、京子は事実が公になることを恐れて春生を殺害します

母のいない心麦が唯一慕っていた相手が父を殺害したという、ショッキングな事実が明らかになりました。

心麦の出生の秘密

しかし本作の最大の衝撃は、心麦が春生と静香の実の娘ではなく、「東賀山事件」の生き残りである林川歌だったことでしょう

春生は、事件後に歌を守るため出生証明書を偽造し、心麦と名付けて実の娘として育ててきました。

心麦の実の母親は赤沢京子、父親は林川安成です。

これにより、心麦=歌が「クジャクのダンス(一家惨殺現場)」を“見ていた”存在であり、タイトルの伏線が回収される形で物語は幕を閉じました。

また父の春生は、自らが冤罪を生んだ罪の意識と、真実を告白できなかった苦悩を抱えながら生きていたことも明かされます。

事件の真相が明らかになり、冤罪も晴れた後、心麦は新たな人生を歩み始めます

最終話のエピローグでは、彼女が警察官・白バイ隊員となり、亡き父・春生の背中を追う姿が描かれます。

真実を知ったことで、心麦は「ハッピーエンド」ではなく「新たな始まり」を迎える形となりました。

タイトルの「クジャクのダンス、誰が見た?」は、“事件の真実を誰が見ていたのか”という問いと、“たとえ誰も見ていなくても、犯した罪からは逃れられない”というメッセージを象徴しています。

答えは「心麦=歌」自身が“目撃者”であり、同時に読者・視聴者もまたその真実を見届ける存在だったのです。

香実
香実

心麦が春生の背中を追って新たな人生を歩み始める姿が描かれている部分には、血がつながっていなくても、心麦は春生の一人娘だったんだなと感じさせられました。

「クジャクのダンス、誰が見た?」実写化情報

本作は2025年1月からTBS系金曜ドラマ枠で実写ドラマ化され、主演は広瀬すずさん(山下心麦役)、松山ケンイチさん(松風義輝役)、リリー・フランキーさん(山下春生役)、磯村勇斗さん(神井孝役)など、豪華キャストが集結した作品となりました。

主題歌はAdoさんの新曲「エルフ」で、作品の世界観を鮮やかに彩っています。

アニメ化の情報は現時点ではありませんが、重厚なストーリーと映像映えするシーンが多いため、今後アニメ化されても映像美や心理描写が際立つ作品になること間違いなしです。

原作が完結した今、改めてドラマを見返して楽しむのもおすすめです◎

「クジャクのダンス、誰が見た?」はどこで読める? 無料試し読みにおすすめサイト!

「クジャクのダンス、誰が見た?」は、電子書籍と紙媒体の両方で購入が可能です。

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まとめ|「クジャクのダンス、誰が見た?」をおすすめする理由と感想

「クジャクのダンス、誰が見た?」は、冤罪や家族の秘密、親子の絆を軸に、サスペンスとヒューマンドラマが絶妙に絡み合う名作です。

結末まで丁寧に伏線が回収され、読後には深い余韻と「真実を見届けること」の大切さを感じさせてくれます。

無料で試し読みできるサービスも多く、単行本もAmazonなどで手軽に購入可能。

実写ドラマも高評価で、原作・映像ともにおすすめです!

「誰も見ていなくても、真実はそこにある」――そんな強いメッセージを受け取りたい方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です!


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