懐かしの双子漫画『ミントな僕ら』はどんな話？設定が面白い！

吉住渉の名作『ミントな僕ら』とは？　あらすじと作品の魅力
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吉住渉の名作『ミントな僕ら』とは？　あらすじと作品の魅力

『ミントな僕ら』は、少女漫画界の人気作家・吉住渉による学園ラブコメディです。1997年から2000年にかけて『りぼん』（集英社）で連載され、コミックス全6巻、文庫版全4巻として刊行されました。

吉住渉先生といえば、代表作『ママレード・ボーイ』が大ヒットし、多くの読者を魅了しましたが、『ミントな僕ら』も彼女の作品の中で根強い人気を誇る作品の一つです。双子の姉弟が織りなすユーモアと恋愛模様を描いた本作は、コメディ要素をたっぷり盛り込みつつ、時に切なく、時にドキドキする展開が楽しめる作品となっています。

本作の特徴は、主人公が男の子でありながら女装をして女子寮で暮らすというユニークな設定です。この少し変わったシチュエーションが、物語に絶妙なスパイスを加え、読者を物語に引き込む要素となっています。少女漫画としては珍しい展開の連続が、最後まで飽きさせない魅力を生んでいます。

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『ミントな僕ら』あらすじ：女装して女子寮生活！？波乱万丈なラブコメディ

物語の主人公は、中学2年生の南野のえる。彼は双子の姉・南野まりあをとても大切に思っていました。
ところがある日、まりあは突然のえるに何も告げずに転校してしまいます。
彼女が選んだのは、全寮制の森ノ宮学園。そこには、まりあが恋をしたバスケットボール部コーチ・広部和陽がいたのです。

姉が自分から離れていくことにショックを受けたのえるは、彼女を連れ戻そうと決意。
しかし、男子寮には空きがなく、転校の条件として「女子生徒として女子寮に入る」ことを求められます。

こうして、のえるは女装して「南野のえる（女子）」として新たな生活をスタートさせることに。

慣れない女子寮での生活や、クラスメイトたちとの交流、さらには恋愛模様まで加わり、のえるの日常はどんどん複雑になっていきます。

果たして彼は、無事にまりあを取り戻すことができるのか？そして、のえる自身の恋の行方は──！？

ミントな僕ら　読者の感想：笑えて、キュンとする！

『ミントな僕ら』の魅力は、テンポの良いストーリー展開と、絶妙なコメディ要素にあります。のえるの女装という設定は一見突飛ですが、吉住渉先生の描くかわいいキャラクターのおかげで違和感なく作品に没入できます。

読者からは「とにかく笑える！」「大人になってから読むと、のえるの奮闘ぶりが可愛くて応援したくなる」「恋愛に突っ走るまりあも、のえるに対してはしっかりお姉ちゃんで、双子の絆が温かい」といった声が多く寄せられています。また、学園生活のワクワク感や、個性豊かな登場人物たちの掛け合いが面白く、最後まで飽きることなく楽しめる作品だと評判です。

一方で、「ただのラブコメではなく、恋愛や友情の成長も描かれているのが良い」「少女漫画だけど、男女問わず楽しめる」といった感想も。『ママレード・ボーイ』とはまた違う魅力を持つ作品として、長年にわたり愛されています。